雨、曇、晴れの天気でした。

 朝の風はやや湿っぽく温かく感じましたが(異常だ)、やはり今日も寒いですな。
 昨日のトリノオリンピックのフィギア代表選考会。主催者の不手際は選手の悲哀って感じでしたなぁ。一端代表に決まった織田くん、何やら演技で規定違反があったらしく、表彰式ののちに減点。そして逆転で高橋くんが代表に決まったと。なんだかなー。高橋くんも複雑な気持ちだそうで、いやはや罪な事です。
 フィギアスケート女子は順当に決定されましたね。がんばって下さいね。代表に選ばれた人たちは、今シーズンいまいち調子に乗っていないようで、不安ですが。
 アガサ・クリスティの文庫はNo81『春にして君を離れ』というミステリーではないものを読んでいます。まだ途中ですが、まぁ、そんなものでしょう?という感想。主人公が『有能を自認しており何でもわかっているつもりでいたが、実は家族の事すらまったく解っていなかった』中年女で、それを旅の途中で色々と思い返していくうちに気づくという。
 解説は栗本薫氏で、これは怖い小説だ。とおっしゃっていましたが、私的には、そうかな?です。怖いというよりも日常的にありそうな話、と理解しましたけどね。教育ママンな人ってそんな感じだし、その夫って、この小説に出てくるようなタイプだし。ごくありがちの問題と理解した私の精神構造の方が恐ろしいのかしらん。どーなんだろ?