久し振りに仕事に充実感がありましたよ

 ・・・そんなこっちゃいかんのだが・・・。
 明日の東海地方は雨っぽいです。昼から外出するのでイヤンな感じです。天気予報が外れてくれる事を祈るばかりなりですよ。
 そういえば今週に入ってから金木犀の香りが街に漂っています。良いですね。春先の沈丁花と並んで、街に香る香りです。春先は風が強いので、香りが散ってしまうのですが、今年の金木犀は部屋の中までも匂いがしてきて、いい気分ですよwww。このまま、こういう季節で固定してくれると大変ありがたいのですがね。
 仕事が忙しかったので、ムガール帝国の本を読み終えるところまでしか行きませんでした。明日は荷物の受け入れ、床屋、で午前中が終わるでしょう。順調にいけば。本はオスマン・トルコの話となります。軍事大国オスマン・トルコがヨーロッパに与えた影響って奴ですかな。オスマン・トルコの話は、だいたいスレイマンⅠ世までの興隆、極盛期が語られて、衰亡となるとあまり読んだ事がありません。衰亡していくプロセスに関して、研究書がないのかな?単なる金属疲労的なものなのでしょうか?にしても、第二次ウィーン攻略失敗から百数十年たってようやく革命でオスマン・トルコのスルタンは歴史の表舞台から退場するので、この粘り強さは一体何なのか?とも思います。今回読む本に載っていた意外な言葉。「オスマン・トルコはローマを意識していた」。
 古代ローマ帝国を意識しつつも、内実はまったく別物というのは沢山あります。古代から中世の東ローマ帝国ビザンツ帝国、「神聖でも、ローマ的でも、ましてや帝国ですらない」と言われた神聖ローマ帝国、「第三のローマ」と自称するだけのモスクワ・・・。それらのどれをとっても「ローマ的」ではない。ビザンツギリシャ帝国だし、神聖ローマはドイツだし、モスクワはロシアで、まったくもって他民族が共存する普遍国家ではなかった。オスマン・トルコは部分的には、そのようにありえた・・・らしいです。久々に勉強してみます。