ややひんやりとした曇空だったり雨だったり・・・

>従妹どのへ
 近所のレンタル屋はへたれでした。目標のブツはなかった・・・ゲオとかにいかんとダメかなぁ・・・ゲオって品揃えいいのかな?
 というわけで昨日、やや勢いこんで行ってきたのですが期待通りのものはなく、ふてふてでありますよ。なので、今日の予定は、原稿の校正、ラグナロクオンラインに入る、18禁推理PCゲームをやる、「エリアル」を読む。ってな事に費やされるのかもしれません。・・・不毛だね。
 ラグナロクといえば、何だかログが混雑しているとか、何とか。集会に参加する際にはじき出されてしまいました。あーあ、これでこの土日は集会参加できませんでしたよTT。変わりに18禁推理ゲームをしてました。推理ものにエッチシーンっていうのは、水戸黄門におけるお銀の入浴シーンみたいなもの?別になくてもいいけど、あると嬉しいという奴。でも、皆、大正・昭和モダーンが好きだよねぇ。あ、やっているゲームが「新・御神楽少女探偵団」という奴なので。
 でも、「さくら大戦」とか「らいむ色戦記(だっけ?)」とか、あかほりさとる氏のなんちゃって近代はいいです。結構です。勝手にやってて。最近そういうものが多くなってしまったなー。やっぱりね、嘘をつくなら本当の事を知っていて、その上で嘘をついて欲しいですよ。知らなくて適当な事を書かれても、薄っぺらく感じてしまうので、つまらないし。
 今、「ボーア戦争」という本を読んだりしてます。なじみはありませんが南アフリカ共和国前史みたいなやつ。最初に現地に植民したオランダ系を中心とする白人系南アフリカ人とイギリス軍の戦争。どっちもダイアモンドと金鉱を狙って、黒人系の人々を奴隷のように搾取していたらしい。一連の戦争の中で、装備や内部対立で黒人系王国が崩壊していく様も、帝国主義華やかな時代を見るようで面白いと言うか、悲しいと言うか。まぁ、完全に第三者視点になりますけど。
 おもしろいと思ったのがアフリカ侵略の後発組であるドイツのヴィルヘルムⅡ世が白人系南アフリカ人(ボーア人)と同盟を組み、イギリスの対立しようとしたら、彼にはお祖母さまにあたるイギリスのヴィクトリア女王に「祖母と孫が対立するなんて、悲しい事ですわ」とかなんとか言われて、公然とボーア人を支援する事ができなかったってこと。
 第一次大戦が起こるまで、ヨーロッパでは五十年近く戦争らしい戦争がなかったというけれど、その理由はヴィクトリア女王が作り出した婚姻関係網にあるのかもね。田中芳樹氏の「アップルヘルラント物語」はこれに着想しているのかなぁ。読んだ時は、んなわけあるかー!とか思ったけど、ヴィルヘルムⅡ世には、そういう事実があったから、ああいうオチにしたのねー。解らない人は読むよろし。少年少女冒険活劇としては面白い。そして、オチはなんだかなー、なんですけど。