あー、疲れた。

 東京コミティアから帰ってきました。疲れた体に中ジョッキ三杯はキツイっす。へろへろ・・・。
 さて持ち込みですが、あえて『五十年史』を持っていきました。ライトノベル系(だと私が思っている作品)を持っていっても良かったのですが、私がもっとも書きたいジャンルの、『五十年史』は魔術師が出てきますが、そういった要素をなくした大河ものが書きたかったので、そういったものは商業誌の最前線の方たちにどう思われるのか、興味があったからでしたが・・・まぁ、見せる場所を間違えたかな、というのが印象でした。やっぱり素直にライト系を持っていくべきだったかも知れません。
 地の文の多さに困惑している編集の方、こちらが確信犯だと知ってますます困惑する様を見て、下手を打ったと思いました。スーパーダッシユ文庫の年齢層は小学生〜二十代前半だそうで、そういった人たちに受ける文章でなければダメ、という考え方のようです。確かに、そうやって儲けなければならないのだから仕方ないけど。
 今、思いついたけど、岩波少年文庫に入っている『三国志』と『水滸伝』は抄訳ですが、下手な現代の作家が書いたそれぞれの話よりも、よっぽどできたお話です。大人が読んでも『三国志』『水滸伝』の入門書として最適です。
 そういう文章を求めていくべきなんでしょうかね。会話文で話を進めるのって、楽ですけど、状況説明が不十分な気もしますが・・・
 コミティアの結果は・・・ハハハハ・・・惨敗?『まるちぷるcafe』さんで販売された「不協和戦隊トリコロール」は即刻完売でしたが、私の方は二冊しか出なかったなー・・・一スペースで参加するとこんなものかも知れません。
 その後、冬コミ出版予定の本の打ち合わせを飲みながらしてましたが・・・本当に打ち合わせできたのかな?東京の文芸サークルさんと地方の文芸サークルの出版、販売に対する姿勢の違いが見れておもしろかったです。東京は、とにかく売り尽くす為にがんばっている。地方は、私も含めてそういった熱意は欠けているかもしれない。
 ただ、東京の方の本は一過性のものが多い、気がする。私は何度も読んでもらいたいと思いながら書いているので、そういう違いはあるのかも知れませんねー。
 ベストセラーに良書なし、だそうです。でも生きていく為には儲けなければなりません。
 さーて、私はどうしようかな。
 追記、東京にはうわばみシスターズがいますよ。あの人たちは笊ですわい・・・