梅雨明けくさい空・・・

 そして湿気と暑さが晴れにも関わらずありマス。
 ラウルくんの話を書いていて思ったこと・・・どーもアガサ・クリスティの文章を書き方が少しは影響しているのか?いや、あんまりくどくど内省的な文章が今のところ少ないので、なんか読みやすいような気がしないでもない・・・解らないけど。
 そろそろ考えていたネタが尽きたので、これから書きながらネタをひねり出そうと思います。あぁ、我ながらやっつけ仕事・・・
 はっ!そういえばアンケートとかつくるとか言っていたよーな気がしますね?何で先週やらなかったんだろう・・・。本とか読んでいる場合じゃないぞ、自分!
 本と言えば、千葉の市立図書館が、「教科書をつくる会」関係の本を、破棄基準を満たしていないのに破棄したとか、表現の自由の侵害とかで訴えられているそうで、最高裁は訴えた側の主張を認めて審議差し戻しにしたそーです。痛んでいない本をほかるのはどーかと思うけど、自分は「新しい教科書をつくる会」とやらの本はトンデモ本臭くて読む気になれません。井沢なんちゃらって人の創作姿勢があんまり好きではないし、マスコミ動員して耳目を集めるやり方があまりにも泥臭くって。
 そう悪し様に言う事もないのでしょうが、歴史教科書は相対的に「つまらないもの」という認識を持っていないのかなぁ。駆け足であらすじをさらっているような本の何処がおもしろいというのか。少なくとも三年間で日本史全てを教えるとか、そういう時間的な余裕がないと楽しくないと思います。
 先日メーカーの営業の方が、ご自分の小学生の息子さんが大河ドラマの「義経」を見て歴史に興味をもち始めたと言ってみえましたが、そういうものです。解りやすくおもしろい「お話」から導入してやれば、興味を持った子も勉強します。私もそうだったし。
 歴史は暗記学問ではなく「物語」です。そう思って欲しい。
 ちなみに、「新しい教科書をつくる会」の姿勢は私は好きではありません。愛国心なんて、「ご立派な歴史」が培うものではなく、家族や友人や知人たちとの間に育つものだと思うからです。スポーツの国際試合で「ニッポン!」と叫ぶのは「ご立派な先祖」がいるからではないのです。と私は思います。