花田兄弟のこと

 朝刊に、花田勝氏が故二子山親方の遺産を全面放棄とありました。
 夕刊に、貴乃花親方が、その件に関して不快感を表明。
 良く解りません。ありがとうってもらえばいいのに、何で文句を言うのかな。
 もともと私は花田兄弟を肯定的に思った事はありません。うちの祖母が十数年前、二人のしこなが若花田、貴花田と言っていた頃に藤島部屋のパーティーに出かけまして(パーティー券は親戚が購入しました)、その時、側を二人が通ったので握手か何かしてもらおうと手を出したら、払いのけられた、という事を聞いているので、お高く止まっているんだなぁ、と思ってしまいました。
 先月、うちの父親がどこそこのバーで相撲取り崩れ臭い人と話したら、やっぱり元相撲取りで、しかも二子山部屋にいたという人だったのですが、その人曰く、・・・昔からそうだったようです。所謂ファンサービスというものをしない兄弟で、大変横柄だとか。
 相撲に限らずプロスポーツは芸能人と同じだし、人気商売で、給料だけでは稼げないから副業や広告料を稼げる人は稼がないとなりたたない商売です。と、いう事はとりあえず愛想がなければあかん商売ですが、いや、どんな商売でも愛想は必要ですが、これから部屋を運営していかなければならない、関取が一人もいない貴乃花親方は、愛想良くして後援会の人に可愛がってもらって、お金出してもらわなければならないのに、何でこう後ろ向きな評判ばかり立てる事をするのかなぁ。
 勝氏は今、飲食店を経営しています。名古屋にも店があります。成功しているのかどうかは知りませんが、それで少しは丸くなったのかも知れません。TVのバラエティにも出てます。
 貴乃花親方は、随分痩せました。病気持ちかと思うぐらいです。部屋の経営に苦慮しているのかも知れません。窺い知る限り性格的に『お山の大将』で現役時代の看板を捨てられないのでしょう。・・・捨てる事はないけど。しかし、折角の知名度と人気を自分から掘り崩してしまっているような気がしてなりません。・・・どーなるのかねぇ。まぁ、他人事ですが。
 因みに私は、相撲では異国の風習に適応しようと努力し、昇進している外国人力士を応援してしまいます。小錦、曙、武蔵丸、そして朝青龍。日本人力士なんて、ぶっとばせ!・・・非国民って言われそ。