午前中PC使用不能

 Win10のせいなのかどうなのか、inできず、再起動を繰り返してもできず、最後の更新時に遡って再構築してもらって、ようやく午前十一時半にinできました。
 そろそろ買い替え時なのですかねぇ?自宅の方が古いけど、まだ何とかできています。買い替えると運送会社とかメーカーとかのアプリを入れ直さなきゃならなくて、面倒くさい。特にメーカー一社と運送会社さんのは、ネットからダウンロードできないから、PCの事なんて何も知らんアタクシはバックアップとかなんとか、さっぱりわかめですので、またぞろハードで分けてもらわんといかんです。はい。
 まぁ、それはさておき、年末年始の休みは、ゲームと酒の日々でした。艦これのデイリーやレベルあげは毎日していたし。あと、読書の日々。活字中毒者ですからね。酒のせいで腹回りもややピンチです。平日の飲酒は慎もうと思います。
 んで読み終わったもの。

冬の王

冬の王

 イングランドチューダー朝創始者であるヘンリー七世の後半生を焦点に合わせたもの。まるで地上げ屋、取り立て屋の生涯・・・。同時期のヨーロッパの君主たちが戦争をやらかし、金欠になっているのを尻目に、ばら戦争終結後は最小の常備軍のみ。反乱も暴動程度で撃破できたので、それほど戦費に資金が吸い取られる事なく、後年の『パクス・ブリタニア』の原型ともいえるバランス、均衡政策でイングランドが戦争に巻き込まれないようにしていました。
 同時代の教皇がアレクサドル六世とジュリオ二世とはね・・・。これがヘンリー八世の父親か。そんな印象でした。
 
徳川家康:境界の領主から天下人へ (中世から近世へ)

徳川家康:境界の領主から天下人へ (中世から近世へ)

 自分が読みたかった、最新研究成果を反映させた徳川家康像です。今川、織田の境目領主として出発した彼は、ただ生き残る事のみを主眼に戦国時代を泳ぎ切りました。その行きつく先が、秀吉義弟、豊臣政権最大領主。つまり『天下人』徳川家康は彼が望んだものではなく、いつの間にかそういう地位に立っており、それを希求した結果、徳川幕府成立となったのでした。
 この『普通の人』であるが為に、徳川家康は同時代人の大多数から支持される性質のものを建設できた、かもしれません。これについてはまた改めて書くかも。
足利義晴 (シリーズ・室町幕府の研究3)

足利義晴 (シリーズ・室町幕府の研究3)

 室町十二代将軍です。目立ちませんが資料は豊富にあり、戦国時代の足利将軍というものがどういうものか、という事を教えてくれます。読んでいて思ったのは当時の幕府って、国連みたいだなぁ、と。独自の軍はないけれども諸大名の連合軍を結集して『敵』を倒す、とか。将軍側近それぞれが、別々の大名の外交窓口になり、それぞれがロビー活動を行い、それぞれが自分に有利になるように将軍の『宮廷』を舞台に外交戦を行っている、とかね。
 ああ、やっぱり、ちょっと急ぎ過ぎですね。しかしこの後、採寸取りに行かなきゃならんので、この辺で終わっておきます。はい。