バジルペーストのえぐみ

 昨夜、久しぶりに親父が飲みに行ったので、久しぶりに自宅でショートパスタこさえたのですが・・・アボガド買うの忘れてた!!まぁいいや、エビ、イカ、バジルペーストでこさえてしまえ、とやってみたのですが、予想以上にえぐみを感じました。そっか、アボガドでマイルドにしていたのね・・・反省。次回はアボガド忘れないようにします。
 さて、そういう訳なので赤葡萄酒一本空けながら録画していた映画を消化しました。そうぢゃないと『シン・ゴジラ』にたどり着けないので(あ

 原題と邦題が異なります。麻薬捜査の現場責任者がCIAに引き抜かれて、麻薬組織との『戦争』に関わっていく・・・のですが、女性現場責任者は主人公なのに、どちらかというと傍観者的立ち位置。事件そのものに突っ込んでいくのはCIAのオフィサーと彼に協力する元メキシコ検察官。CIAのオフィサーはお気楽な雰囲気で、国内でCIAの活動は禁止されている為、お目付け役として主人公の現場責任者を連れまわし、そして元メキシコの検察官は・・・どうも彼も白ではなく、メデシン・カルテルに協力していた為に新興麻薬組織によって妻は首を切られ、娘は酸の浴槽に沈められたという・・・
 復讐は凄惨なものになり、妻と娘を殺すよう指示した組織のボス、その家族団欒に乗り込み、まずボスの息子二人と妻を、最後にボスを撃ち殺すという・・・やりきれない感じ。
 それによって得するのは誰なのか・・・それまでのメデシンカルテルが力を取り戻し、『コントロールされた』麻薬市場を再構築してCIAと管理していく・・・麻薬戦争は終わらない・・・
 時々、こういう陰鬱でやりきれない映画を見るのもいいのです・・・