今日も時間が遅れています。

 入荷して伝票書いて、それから日記書いてます。まぁ既に年内納品無理的なタイミングが近づいてきていますから、仕事もあんまり・・・げふんげふん!!最近は年内絶対納品なんて仕事は少なくなりましたからのぉ。
 昨日書いた足利氏と三河に関する論文で、終章は南北朝時代の騒乱について。三河は足利一門の中の最有力者吉良氏が統括していたようで、彼らの動向が重要でした。その吉良氏が観応の擾乱の時、足利直義につき、彼の死亡後も南朝方として活動した事が室町幕府にとっての危機的な状況になりました。まぁ足元が支持してくれないという状況ですから、当たり前ですわな。
 それが室町幕府の体質、守護大名の連合体、在京大名たちの合議によって政策が左右され、将軍の権力も担保されるという事を規定した、ともいえるでしょう。
 吉良氏自身はその後、室町幕府に降伏しましたが、やはり反抗した事が祟り、家格が高いというのに三河はおろかどこの守護にもなれませんでした。そして松平氏の勢力拡張とともに、その配下にはならなかったようですが(松平=徳川氏の活動の中で、吉良氏の記述はほぼ見た事がない)江戸時代まで生き延び、そして高家として儀礼を司りました。まぁ赤穂浪士の件で改易され、三十年後に復興したようですが、単なる旗本だったようですけれどもね。
 結果論ですけど三河が二度の天下取りかかわったこと、地元の人間もあんまり知らないみたいですねー。
 はい、昨日読んだもの。

 謎の少女は二重人格。猫なのか、それともESP能力を捕食するESPイーターなのか、さっぱりでございます。まぁ始まったばかりですしナ。
 しかしいつの間にか次世代編が本編よりも長くなっているように感じまする。まぁね、そういうものだわね。次は来年秋ですかいな。楽しみですのぉ。
 あと文庫版を買いました。
海がきこえる (徳間文庫)

海がきこえる (徳間文庫)

 パステルか色鉛筆で描かれたイラストが大好きだったので、ご覧のようにセル画っぽいイラストがなんか嫌だなぁ・・・と思って文庫版発売当初は購入しませんでした。今となって手元に置いておきたい物語だと思ったので、密林で発見して購入。先に買っていた他の本を読んでいたので読了に時間がかかりました。
 連載時は、主人公と同世代でしたね。だから登場してくる魅力的だけどわがままな女性たちに腹を立てたものです。今はそうでもない。微笑ましくも、痛々しくも感じたり。余裕ができたのかなぁ。