夢の中にいるみたい
別に幸せという訳ではなくて(不幸せという訳でもないが)なんか現実感が乏しい日常を送っている感覚?肝心な事が抜けているみたいな。何が言いたいかというと、関西コミティア受かっている事を告知忘れていたorz
5/15大阪です。よろしく。それ以上の事は書かないというか、手元に申し込みの封書がないねん。自宅にあるねん。
まぁ関西コミティアにはカレーを飲みに行くだけなんですが(なんでやねん
それはさておき読み終えたもの。
- 作者: 柴田勝家,bob
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/03/24
- メディア: 文庫
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最近のSF作品で自分が読んだものに限ると、人間がまるで蟻か蜂のように群体で一つの生命体のような存在になる事が次の進化のステップ、みたいなものが多い気がします。
これはアレかな。二十世紀初頭まで共産主義が人類を幸せにするみたいな、「みんな同じなら行き違いもすれ違いもないぢゃない」みたいな?ガンダムのニュータイプみたいなものなのかしらん。
もっとも、この作品ではネアンデルタール人とかを絡めて否定的に描いていますが。まぁ個性というものが争いの種になる場合もなりますが、発想の多様性は、可能性の多様性であり、それゆえにここまで人類は地球上に繁栄(はびこるともいう)してきた訳なので、それを抑制すれば可能性の否定→停滞→突発的な災害に対応できず破滅。なーんて事にもなりかねません。
そうなるとガンダムのニュータイプ「人は解りあえる」というのは、感覚的にはいいかもしれないけど(察しがいいという話)、意識を共有するという人間個性の普遍化は、実は危険な事なのではないかしらん・・・って、こんな話は絶対ガンダム作品ではしないでしょうが。
別にガンダムにこだわる必要もないしね、はい。
そんな感じで、ああSFは面白いなぁ、という事でござりました。