食べ過ぎ飲み過ぎ

 土曜日は、掃除の真似事をし、久しぶりにアニメ『フリクリ』を見、そのままコレを読み終えました。

 舞台となっている1991年、アタクシは大学生であり、まるでゲームの映像のような湾岸戦争の映像を見、そしてユーゴスラヴィアの解体、内戦を報道を見ていました。当時は、解体された諸国に平和は戻らないのだろうと、漠然した悲観があったのですが、今現在はそれなりに落ち着き、悲惨な記憶はあるものの平穏な日がやってきているようです。
 まさかチトーのパルチザンが上手くやり過ぎてソ連の影響を排した為に、第三世界が立ち上げられていたとは思っていませんでした。もっと主体的な政治目的かと思っていたけど、どちらかというと窮余の策に近かったのね。
 ボスニア・ヘルツェゴビナで起こった『民族浄化』という虐殺や凌辱が、人間の理性の危うさを教えてくれます。この物語は、そんな当時の悲惨な出来事をおぼろげながら思い出させてくれました・・・実際に自分は見ていませんけどね。
 本来はこれが『古典部』シリーズの最後を飾る物語だったようですが、それが取り下げられた為に、『古典部』シリーズはそれほどのスピードではない刊行速度になったのですかね・・・切なくて悲しくて、美しい・・・自分好みの作品でした。
 日曜日は東京コミティアへ。東京は寒いんだか暑いんだか、よく解りませんでした。ちょっとサークルさんも少なかったかな?その後、葡萄酒を飲んだくれ。三人でボトル三本か。やるな!!
 そんな週末でござりました。ちゃんちゃん。