対七人PT
昨夜はエンカウンターズ『ダイアモンド・スタッフを求めて』第一部完でありました。大丈夫です。貴方が来てくれたら第二部は来週あります。
PTは撃破1、防衛2、制御1、指揮3という・・・指揮3?それって正面突破能力としてどうなの?と思いましたが、出目が残念なマスターとしては、こっちがまごついている間にどうにかなるだろうと判断。シナリオに書いてある通り敵を増量して・・・いや、シナリオよりも大幅増量のPT人数でしたが、それはそれとして追加を投入。PT側も隠密行動が成功したので、不意打ちからの遭遇に。
その上イニシアチブもPTに大方とられてしまったし、まぁ半分重傷、一人HP0にしたとこでヨシとしてますか。
ちょっとマスター的にルール間違えてPT側に不利になっても「巻き戻しはしないっ(キリッ」といって流してしまったしナ。・・・そんな目で見ないで!最終的にはPTが勝ったからいいぢゃない。
・・・だから、そんな目で見ないで!!
そして気を取り直して読み終えた?もの。
- 作者: 高村薫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: 単行本
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仏教、オウム真理教、新興宗教についての教義の問題とか、何とか書いているのですが、二十代ならまだしも、宗教談義で解らない言葉で喋られたら「あ、この人は相手に理解させるつもりがないんだ」と判断、右の耳から左の耳へスルーする事を覚えてしまったので、この小説の肝はほとんどスルーという残念な事に。
宗教を語りながら、人並みのエゴイズムもある僧侶たち。しかし別に自分としてはそれを非難するつもりになれない。人間だもの。
一人の、てんかん持ちの元オウム信者である青年雲水の事故死について、調べていくうちにその周辺と死亡した雲水、彼がいた道場(?)の僧侶、創設者、寺院の住職たちの、宗教的な葛藤が現れてくるのですが・・・へー・・・宗教とは個人の問題と思っている自分は、小難しい教理を聞かされてもピンとこなくなっているので、何か、どうでも良くなりました。死亡した雲水も、結局事故だったようですし・・・事故を誘発した本人に殺意がなければ殺人罪にはならないしネ。過失致死傷だっけ?
つまり、この話はミステリーではなく、著者の仏教について知りえた事を小説して書いている。そんな印象を受けました。実際の企図は解りませんがネ。
なんだろう、読後にいつも思うのですが、文学している女性作家さんの作品には、ねっとりとした愛情が潜在している気がしますよ。はい。