実は読み終えています

 コレです。

 色々と設定が漏れ出てきました。漏れ出てきただけですが。相変わらず少女殺し屋ズの死者は出ていません。しかし次の巻では初の死者が出そうな流れ。もちろん一巻で出てきたレギュラー陣ではないのですが。思わせぶりに出てきたサハリン・マフィア・・・マフィアはシチリア出身者の家父長制的な互助団体が元になっているので、いわゆる犯罪組織に一律マフィアと名づくのはアレな感じですが、慣例化してしまった感じ・・・はあっちゃう間に日本に上陸組は壊滅しちゃうしのぉ。
 まぁリーダー格の奴は殺されていないので、本国の『姐ちゃん』が乗り出してくる可能性はない事はないけど、麻薬を製造していた奴が早々に殺されてしまったので、すぐには出てこないでしょうね?
 半年後にたぶん次の巻が出ると思います。楽しみったらないっすよ。このありえない感がタマラヌ(え
 もう一つ、これは全四巻を絶賛読書中。
世界の涯の物語 (河出文庫)

世界の涯の物語 (河出文庫)

 先日見た『指輪物語』や今週土曜日に遊ぶ予定の『クトゥルフ神話』などに影響を与えたと言われる幻想作家の短編集という事で、借りてみました。
 これはアレですよ、作者風千夜一夜物語を書いてみましたみたいな感じ?イギリス人が不思議に思うこと、いかがわしく感じることを題材にしているみたいなので、魔法使いというとアラブ系みたいなイメージがあり、へんちくりんな事は大西洋の向こう側みたいなところがあります。
 不可思議なこと、不気味なことを書いています。そのセンスはラブクラフトよりも洗練されている・・・気がしますが、どーかな。まだ一冊目しか読んでいないけど、話の一つ一つが短いので、結構読破にエネルギーを使っている気がします。うーむ・・・自分の気力がもつか知らん・・・