色々、色々・・・

 昨日買ったものから。

花よりも花の如く 第10巻 (花とゆめCOMICS)

花よりも花の如く 第10巻 (花とゆめCOMICS)

 お能マンガ。しかし今は・・・ええっと、微妙な恋愛というか何と言うか。恋愛物としては積極的な男や女がいると話が進むのでしょうが、こういう曖昧な距離を測りながら、お互いが近づいたり離れたりしているのが、凄く好きというか、ええ、とても共感できるのです。
 辛い状況でしょうが憲ちゃん、くじけるな!とか言いたい感じ。大丈夫。相手も好意はもっているさ。そして少女マンガだから現実と違ってこじれたりしないしな・・・いや、それは最終的な話か。
 続きが楽しみ、楽しみ〜
door(初回プレス分「8枚の扉」仕様)

door(初回プレス分「8枚の扉」仕様)

 一年以上前に出たもの。ずっと気になっていましたが、密林のついでで思い切って買ってしまいました。なかなかいいです。こういう曲が最近多い気がします。サカナクションとか、ラットウィンプス・・・だっけ?とか。勢いついでに、このミニアルバムの後に出たフルアルバムも注文してしまいました。
 アホかどうかは、届いて聞いてから決める!(キリ
名古屋時代MAP 江戸尾張編 (Time trip map)

名古屋時代MAP 江戸尾張編 (Time trip map)

 そして密林注文のメインはコレ。NPO法人さんの事務所?の本棚にあって、こいつは欲しいなと思った一冊。
 自分の故郷である名古屋の、現在の地図と江戸時代の地図を重ねたものがとても便利で楽しい。
 名古屋市街にはお寺が多く、大須界隈、東区に密集して一杯あるんです。あと錦や丸の内にもこじんまりとした寺院が色々・・・NPOの先生は街区の中央に寺院という憩いの場所を配置した、と説明されていましたが、城下町の区割りは行政、つまり徳川氏がやった訳ですよ。そんな住民目線でやるかなぁ、と底意地悪く考えていたのですが、やはり町屋の寺は真宗が多く、つまり権力と密着した本願寺派とか大谷派とかが、街の真ん中に寺地をもらうかわりに、それとなーく町屋を監視していた、という説があるらしいです。
 寺地というのは敷地が広く、建物も大きいので大概郊外にあって(大須や東区の寺院は、当時は郊外に位置していた)、一度戦争が起これば軍勢の駐屯地になりました。特に名古屋は西国への防衛、出撃拠点として選ばれたので、大きなお寺さんが江戸時代は結構ありました。しかし町屋にそんな敷地が取れる筈もなく、どうしてかなーっと思っていた事が、たとえ想像にしても書かれていたので、少し納得。
 まぁしかし、結果的には憩いの場として、そして権力と庶民のバイパスとして機能したのではないかと想像したりします。
 と、大変興味深いのですが、ええっと、ここが三大繊維街の一つの名古屋長者町だ!って書いてある記事についている写真に『袋町繊維街』の看板が写っているのはいただけないわねぇ。
 地元民にしてみれば、通り名がその町の名前という認識なんですが、長者町だけやたらと知名度があって、錦二丁目は全部長者町だと外部の、名古屋市民ですら思っています。違うんですよー。長者町長者町通り沿いだけなんですよ。袋町とか本重町とか伝馬町とか、島田町とか桑名町とか、一杯他にも筋はあるんですよー。区別して欲しいですナ。
 とはいえ、地元民なんてもう一握りなっちまったから、こういう細かい事をうだうだいう事も意味がなくなっちまうんだろうなぁ・・・