悪い事もありゃいい事もある

 昨日は残念なお知らせでしたが、今日はいい知らせ・・・というか個人的に。
 Bonnie Pinkのライブチケットが届いたのでした。いやっほう。
 時間が許す限りほぼ毎日新譜『ONE』を聞いていますが、前作はシングルカットされた曲以外、あまり心に響かなかったのですけれども、今回はほぼ全曲お気に入りになってしまいました。ライブ予習で何度も聞いているから刷り込みされたのかな?『鐘を鳴らして』も好きなんですが、『フューシャフューシャ』もいいですね。他にも好きな曲があるのですが、英語題名なので覚えていない・・・あうあう。機会があればレンタルとかでも聞いてください。歌詞がいいんだよねー。このひねた感じが(マテ

ONE(DVD付き限定盤)

ONE(DVD付き限定盤)

 あ、DVD付なのに見ていないや。見なきゃ見なきゃ。
 そして読み終わったもの二冊。
フィンランドの歴史 (世界歴史叢書)

フィンランドの歴史 (世界歴史叢書)

 北欧の小国。第二大戦時ソ連と戦う羽目になって善戦した国。このフィンランドソ連の戦争こそ、小国が大国に対して『よく戦った』と評すべき戦争だと思います。それに比べれば太平洋戦争の日本は甘い・・・というか脆い。
 それはさておき、フィンランドの幸運と不運はヨーロッパの『辺境』にある事ですネ。僻地にあるからロシアはフィンランド自治をある程度容認し、僻地にあるのでソ連と戦争している最中、英仏の支援をまったく期待できなかったという・・・あうあう。しかし、資源を持ち交通の要所にある事が必ずしも幸運ではないという事は、次の本を読んでみると感じられるところ。 考えてみれば中東はヨーロッパ、アジア、アフリカの交差点であります。そして石油資源が大量に埋蔵されている場所。それゆえにヨーロッパ列強の角逐の場になり、中東の人々が猫の目のように変わり、裏切るヨーロッパ人に対して不信感を持っているのも理解できます。問題がこじれているのは相互の不信感であり、90年代に和平推進派が失墜したイスラエルではエルサレムエスニッククリージングみたいな事もやっているようです。エルサレムユダヤ人の『故郷』、民族的な源泉と捉えているにしても、酷いもんだ。それを後援するアメリカを中東諸国が色眼鏡で見るのも理解できます。現在イランで保守強硬派が政権を取っていたのも、改革和解を試みてもアメリカが相手をしないのであれば嫌な相手と向き合うこともない。という心情が働いていると思います。今イランは大統領選挙中だそうですが、中傷合戦になってしまっているようで・・・なんだかなー。
 歴史的に見て、勝者が寛容にならなければ対立や憎悪は引きずり続ける事になります。問題の解決はイスラエルの寛容のような気がしますが・・・まぁ戦争は水物。次にどうなるか解らないしなぁ。