暑い・・・

 文学フリマいってきました。
 ・・・売れる売れないは問題じゃないんだ。続ける事に意義があるのだ(負け惜しみ
 いや、皆様に支えられて生きているって感じがしましたよ、ホント。『夏、最後の薔薇』が完売しましたしネ。うぉー!!スバラスイ。これで一冊分・・・いや、5/5のコミティアで『E.G.G』をはかしたので、二冊分売り場スペースが空きました!!って、名古屋と神戸のイベント以外は2スペース取れなくなったので全作品を机に並べる事ができるのは名古屋と神戸しかないのですが・・・まぁドンマイ!!
 打ち上げは蒲田の『ニイハオ』という中華料理屋さんで、色んな餃子を食べましたよ。焼き、蒸し、茹で、揚げ・・・旨かった。値段もリーズナブルで三時間も騒いだのに、新幹線で思わず寝過ごしそうになるほどビールを飲んだのに四千円切った・・・店の入り口近くで騒ぎまくった十名の文芸オタクどもに乾杯!(自分含めて
 しかし、新幹線で寝過ごしそうになったのは初めてです。ヤバイな。昨日一日はとっても夢心地で(始終居眠りしてた)どういう事でしょう?ヤバイですね。はい。今日はちゃんと仕事しなくちゃだわ。
 今読んでいる、というか居眠りさえしなければ読みきったであろう本が興味深いです・・・読みながら寝てしまうけど。

ユーゴ内戦―政治リーダーと民族主義

ユーゴ内戦―政治リーダーと民族主義

 チトーという第二次大戦の英雄の個人的政治、カリスマで保っていたユーゴスラビアという国が、チトーの死と冷戦構造の崩壊で分解していく様がなるほどという感じです。その後の、主に内戦を戦ったセルビア人、クロアチア人、ムスリム三者三様の群雄割拠とそれに絡む外国、特にEC→EU、国連の価値観を知ると、戦いというものは始めるのは簡単だけど、収拾するのがいかに難しいのか、と言う事が解ります。弱者に同情する人間心理というものも事を複雑にさせているばかりだと感じました。善人=有能ではないのですよ。
 ただ、何よりも平和を優先させるのが正しいのか?というのも微妙。戦いの早期解決には明確な勝者と弱者が必要で、勝者が弱者に譲歩してこそ永続的な平和になるものですが、謙虚なる強者というのはなかなかいない。存在しない事が、世界の紛争を長期化させている原因なのかなぁ・・・とか思ったりします。
 まだ全部読んでいませんけどネ。