心の支えはポッキリ折れた

 いや、それほどでもないのですが、昨夜発光できなかったので・・・いや、ネットゲーの事ですよ?
 今夜は光りたいなぁ・・・。
 曇っています。寒い感じです。冬っぽいです。光って暖かくなりたいです。いや・・・発光したからといって暖かくはなりませんよ?
 そして読み終わったもの。

鰐 ドストエフスキー ユーモア小説集 (講談社文芸文庫)

鰐 ドストエフスキー ユーモア小説集 (講談社文芸文庫)

 文学しています。名前だけは聞いた事あるのですが、読んだ子とはりませんでした。しかし、ユーモアといいながら、この不快感一体何なのよ?という読後の感想です。最初の、九つの手紙だけで進行する小説は、手紙を通じて罵りあう紳士二人が、実は共通の友人に二人とも妻を寝取られていたという落ちで、手法も新鮮で面白かったのですが、表題の『鰐』や『いまわしい話』はいたたまれなくって悲しかったです。いや、何故そう感じたかは読めば解りますが・・・何というか、貧窮している人の悲哀とか、世間の不条理を笑えない人間なんでしょう、私は。
 ドストエフスキーという人は、どちらかというと社会派の小説家さんらしいです。性格も激しく、生活も破綻気味っぽい・・・素直な人なのでしょうね。
 でも、この『重厚壮大』で長編は辛いかなー。