あ、図書館に返却するの忘れていた

　二日ほど延滞してしまった。とっとと返却しなければ。
　そして仕事の合間に読んだもの。

ポルトガルの歴史 (ケンブリッジ世界各国史シリーズ)

　一応最新版なのかしらん。大航海時代と日本にかかわりのあるポルトガル史しか知らなかったので読んでみたのですが、苦悩でのたうち回る小国の歴史そのままですよ。しかも繁栄期であろうがなかろうが民衆の生活は厳しく、ゆえにブラジルやアフリカなどに移民せざるを得ず、そして十九世紀にはブラジル独立、二十世紀にはアフリカ諸国が独立し、今のポルトガルはＥＵ加盟国で・・・うーむ。
　歴史的に地続きのスペインの脅威にさらされていた事もあり、海洋国のイングランドと近しい関係にありました。よくも悪くも。しかしこの構造的な発展阻害は何なんだろう・・・？いや、何処の国にもある問題ですが、ここまで発展途上続きというのも・・・ねぇ？やはりこれは歴史は発展すべき存在というマルクス資本論は、机上の論理であるということか知らん？

機動戦士ガンダム THE ORIGIN (17) ララァ編・前 (角川コミックス・エース 80-20)

　ララァ編とありますが、個人的にはコンスコンさんの描かれ方が気になっていました。あの「全滅っ。三分もたたずにか」というセリフとシーンの処理の仕方。悪くはないけどアニメの演出の方が印象的だったせいか・・・まぁコンシュマーゲームの戦略級ガンダムもの、「ギレンの野望」シリーズなんかだとコンスコンさん、なかなか使える能力値で無能じゃないんですな。「ジャブローのもぐら」に比べると使い勝手がよかった。この評価の違いが面白いなぁ、とかね。

Landreaall 12 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

　ああ、こういうまとめ方なのか。なるほど。面白いなぁ。こういう予想外の展開があるので、おがきちかさんの作品は楽しいのですよ。ふふふ。次は半年後か。楽しみだなぁ。
　さーて明日は「ジオブリーダース」が出る予定ですよ。こっちもアレで展開が予想できないので、楽しみですよ。