あっ、『深淵』の二版だ!!

 久し振りにいつもTRPGのルールなど買っている本屋に言ったら1/28に『深淵』第二版発売とか書いてあって、勝手に興奮しています。ははは。これで半月は大丈夫だ!(何が?
 『深淵』というTRPGはファンタジーなのですが、少しばかりクトゥルフテイストが入っているとか思っています。剣と魔法の世界ですが、神様は人間の味方じゃないし、魔物は魔法を使った人間の形質変化したものだし、魔法を使うとダメージはくるわ、深淵という狂気の淵を覗いて危ない方向へいくし、世界全体がヤバイ方向へ転がりつつある時代を舞台にしたダークファンタジーなんですね。
 日本のTRPGは、最初のキャラメイクでキャラが完成されていて、そこそこ強いキャラになっていてバカスカ戦闘して勝つ、というイメージなのですが、『深淵』はそうじゃない。経験値溜めれば強くなるけど、魔物との関わりが深まるにつれて自分自身もそっち方向へ転がっていってしまう。何しろ他のゲームよりもロールプレイ、ほとんど演劇的要素が強くなり『スジナシ』的な即興劇を演じられる方が楽しいだろうという・・・ちょっと周りの人間に勧め辛いTRPGでした。
 でも、あたしゃ好きだ!ゲームは一度もしたことない。それでもその世界観に魅せられております。美しく破滅するのもよいというコンセプトが文学的じゃあーりませんか。
 第二版でどうなるのか解りません。D&Dは版ごとにシステムを変化・・・進化させていますが、出版の話を聞いてもう数年がたっている『深淵』はどのように変化するのでしょうか?バラバラに出されたサプリメントをまとめる作業なのかな?
 それにしても、読み物としても楽しみですヨ!