晴れ・・・曇り・・・

 蒸し暑い日でした。明日はもっと暑くなるとか。夏やねぇ・・・。
 昨夜は久しぶりに焼肉を食べにいきました。・・・食べ過ぎた。ぐぅ。いい肉食いすぎるとお腹にもたれますですヨ。よよよ。
 

嵐雪記 7 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

嵐雪記 7 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

 昨日買ったものです。片山悠さんの作品はシリアスよりもギャグの方が好きだったりしますが、この本も本命は巻末のギャグマンガです(マテ
 今日読み終えた本。
ミラノ―ヴィスコンティ家の物語 (ヒストリー・ブック・シリーズ)

ミラノ―ヴィスコンティ家の物語 (ヒストリー・ブック・シリーズ)

 五十年史でも名前を使わせてもらっているミラノの専制君主ヴィスコンティ家のお話です。運があったけど運のない家系・・・というべきでしょうか?
 ただ、中世ヨーロッパの王侯貴族は、割と支配権とか特権が流動的で、ボンクラな当主がいるとすぐに没落してしまう傾向があります・・・どの時代も大して変わらないか。
 ヴィスコンティ家は共和制の雄としてフリードリッヒ・バルバロッサ神聖ローマ皇帝を退けたミラノに君主として君臨した家系です。もともとは地方豪族に過ぎません。何度かの危機を乗り越えてミラノ大公となり、ロンヴァルディアだけでなくトスカーナも支配して王をとなろうとした矢先に、当時の当主ジャンガレアッツォが急死。彼の二人の息子は、無能ではなかったけれども支配を磐石なものにする事ができず、ついに娘婿の傭兵隊長フランチェスコ・スフォルッツァに公国を奪われます。
 しかし、スフォルッツァも何故かヴィスコンティ家と似たような運命をたどり、当主の甥を追い落としてミラノ公になろうとしたイル・モーロという男がフランス王の大軍をイタリアに引き入れてしまったが為に、イタリアはフランス・ヴァロア王家とオーストリア・ハプスブルグ家、そしてスペイン・アラゴン王家の角逐の場になってしまいました。
 今も経済の中心地であり、そのミラノを作り上げたのはヴィスコンティの一族で、今もヴィスコンティ姓の貴族がいるらしいです。
 なかなかしぶといですネ。