雨ですネ
梅雨っぽいですよ。でも明日は晴れるそうです。・・・あれ?
今日買ったもの〜
- 作者: 沙村広明
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- 発売日: 2007/06/22
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しかしこのマンガって、なんとなくラブコメサザエさんって感じがしますが・・・ハテ?
まぁいいか、シアワセになれる感じがするから。
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今日読み終えたものに、十年ほど前、ベトナム戦争の敵味方当時の当事者たちが、あの戦争を回避、あるいは早期終結が何故できなかったのか、と会談する機会を得ました。日本人では考えられない事をアメリカ人は試みるものです。その意味でアメリカ人は凄いと思うのですが、何故、アメリカが起こした紛争がこじれてしまうのか、その理由というものも少し見えてきたようです。
ベトナム戦争がこじれ、北爆をアメリカが開始しても戦況の悪化、少なくともアメリカの武力での終結が見えなくなった頃、アメリカは秘密裏に北ベトナムと和平交渉しようと七回試み、そして失敗したそうです。
条件的には折り合う可能性がありました。しかし結局両者は直接対話する事ができず終わりました。理由としては、北ベトナムは会談に応じる条件として北爆の即時停止を求め、そしてアメリカは南ベトナムゲリラへの補給停止を求めました。それらは結局両者に受け入れられませんでした。
ただ一つ、アメリカ側で謎とされたのがイタリアを通じてポーランドのセッティングにより交渉の機会がもたらされたのですが、両者ともに交渉相手が現れなかったという事がありました。これは純粋に北ベトナム政府が、北爆停止を交渉条件にしていたのが、交渉直前になって停止していた北爆が再開され、話し合いにならないと判断し、自国の交渉者にではなく連絡のとりやすいポーランド政府に交渉打ち切りを連絡したので、ポーランド側はセツティングを見合わせたらしいのですが、これがアメリカ側には理解できないらしい。
年百万という死者を出す戦争を、何故あえて行おうとするのかが理解できないのです。
北ベトナム側にしてみれば、現に空爆で多大な犠牲者を出している。その爆弾を降らせている相手に、死にたくなければ交渉しろといわれても無理であるし、国民が納得しない、と主張します。
アメリカという国はベトナム戦争まで勝ち戦しか知りません。自国が大規模な空爆にさらされた事もない。戦地でもないのに人々が殺されていくという、全土が戦場と化す悲劇を実感できないのかも知れません。つまり弱者の事が解らないということ。
これが、アメリカという国の覇権を認めない国々が存在する理由なのかもしれないと、なんとなく思いました。