ムシムシ暑い日でしたよ

 なんて事ない日でした。まったりだしネ。
 まったりネタで、新聞のアニメ史絡みの記事に、『機動戦士ガンダム』のSF設定をしたスタジオぬえの方のこぼれ話がありました。ガンダムファンには有名な『ミノフスキー粒子』という奴です。レーダーなどの音波兵器を無力化してしまう粒子なんですが、この語源、今まで知らなかったんです。スラブ系の人名を適当に拾ったのかと思ったのですが、さにあらず。
 監督の冨野氏からの依頼で宇宙空間で巨大ロボが戦う理由付けが欲しいと言われ、白兵戦兵器としてモビルスーツを設定し、それが活躍する前提条件として粒子を考えたそうですが、命名の仕方は、冨野さんが好きな粒子、トミノスキー、トをとってミノフスキー・・・なんだそうです。俺も似たような命名しているなぁ・・・。
 あと、最初ガンダムの母艦『ホワイトベース』は大気圏内を飛行するものではなかったのですが、作中で既に飛んでしまった。じゃあその理屈を考えなきゃって事で、『ミノフスキークラフト』というシステムを考え出したと。
 このミノフスキークラフトは何度説明されても理解できません〜。ビームを無力化する『?フィールド』は何となく解ったけど・・・まぁ、空想の理屈だから言ってしまえばそれまでですが、こういう人がいるから見ていて違和感の少ない作品が生まれるんだなーっと。
 そういえば『装甲騎兵ボトムズ』はもっと面白いですよ。マッスルシリンダーという筒に、ポリマーリンゲル液という液体を満たして、電気信号で伸縮させる、という設定。このポリマーリンゲル液は安定剤がないと揮発性が高く爆発してしまうという・・・なので、ATという全高4mのロボットは装甲が貫通すると簡単に爆発してしまうという危険な、まさに『最低(ボトム)』な兵器なのです。
 よく考えると酷いよな。