そういえば・・・

 昨日5400突破してました。ありがとうございまする。自分の事でいつもいっぱいいっぱいなあたくしですが、大変ありがたいです。あんま反応ないから良く解らないのですけど。
 お盆休みも今日でおしまいです。まったりとしていましたが暑くてイカレそうでした。明日からは店で暑いとうだる事になりますネ。
 お盆休み中に読んだ図書館から借りた本は三国志曹操に関するものと、食文化の本、中国編。こっちはまだ途中読みですけどね。
 曹操の本はあんまり新しいネタはなかったです。書かれた時期も十年ほど前だし、諸葛亮諸葛孔明とか書いてあるし。書かれた方は孔明好きじゃないそうですが。
 制度史、文化史からみれば重要なのは華北を支配した魏であり、補完として呉は取り上げられても、蜀はまったくのスルーです。ド田舎もド田舎、辺境も辺境だからでしょうね。一度たりと国家の体を為した事はなく、豪族の集合体でしかなかったのですから。
 私が今更のように知りたかった『徐州虐殺』の真意とか荀イク(この字はどのワープロソフトにもない・・・なかったはず)とか確執の意味とかあんまり語られていませんでした。漢王朝に殉じたとかいう説がありますが、本当にそうだろうか?曹操が王朝奪取ではなく「周の文王になる」とかって日寄ったから怒ったとかという解釈もあるですが、本当でしょうか?このあたりが気になります。君主と参謀長の確執ですからね。
 中国の食文化ですが、今更のように多彩で眩暈がする・・・。龍=蛇、虎=猫とか思っていたのですが、地域によってこの美名は違うそうです。当たり前か。しかも猫ではなくハクビシンという猫科の動物だそうです。
 あと昔話によく『タヌキ汁』って出てきますよね。大変不味いそうです。現代の料理研究家の方に味噌炊きしたものをつくってもらって、研究所に務めていた頃に著者が同僚と食べたそうですが、とてもじゃないが食べられないそうです。最近母方の祖母の愚痴の大半である畑の荒らし主、ヌートリアは実は戦前軍人の防寒用毛皮として飼育されていたそうで、それが野生化したものらしいです。ペットもあるかも知れないけど、もともとはそうらしいです。んで、これが病気のもとになったとか言われるハクビシンよりもおいしいらしいです。つかまえて食ったらどうかと提案してみようかな。いや、誰もさばけないか・・・
 何でも食べると豪語する中国らしく色々な食材が出てきておもしろいですわい。