地震

　昨夜録画していた映画を見終えてTVをみていたら、熊本の方で震度7の大きな地震があったと、例によってNHKがまだそんなに情報も集まっていないのに、停電した町と非常電灯で打ち合わせをしている人々、避難してきたらしい人々を映していました。今朝の時点で亡くなった方は九名。ご冥福をお祈りします。今まさに救助活動が行われており、これから被害の全貌が明らかになると思います。
　熊本の知り合いとなると二十年ほどあっていない大学の後輩がいます。Iくんはどうしているかな?名古屋から熊本に二十年ほど前に帰っていきましたが、今も熊本にいるのでしょうか。音信不通だから解らないけど・・・まぁ連絡の取りようもないのですがね。
　そして見ていたのがコレ。

アフガン・レポート [DVD]

　ん?発売日、今年の六月ぢゃん。まぁWOWOWの録画をアタクシは見たのですが・・・
　アフガニスタンでイギリス軍が実際に被った被害をもとにした映画です・・・まぁ不用意に旧ソ連軍が設置した地雷原に、哨戒任務の兵士が入り込んでしまった、と。んで、足が吹っ飛んだ兵士を救助する為に、十数人の兵士が、ヘリが二次被害を起こしてしまい、最終的に六人の兵士が重傷。まぁ緊急救助できるヘリが一時間後ぐらいにやってきて、全員生還するのですが、肝はその現場の緊迫感ですね。
　最初の兵士をヘリが救助しやすいところへ運び、じゃあ他の者は帰還しようかと踏み出したところに、ドンッ。それで傷ついた兵士を助けようとして、ドンッ。最初に飛んできた輸送用ヘリの飛ばす石で、またドンッ。
　それからは迂闊に動けず、足や腕を吹っ飛ばされ、胸に破片が刺さり肺に穴が開いてしまったりした兵士を気遣いながらも、軍医も緊急用の装備しか持っていないので、そして止血バンドも尽き、なすすべがない。時間だけがいたずらに経っていく・・・
　この映画はそれが全てですね。そして、熊本で行われているであろう災害救助も、きっと・・・
　多くの方が救われる事を願っています。