実は膵臓癌で余命半年と言われたんだ。

 という質の悪いエイプリル・フールを書き込もうかと思いましたが、今日は四月二日なのでダメですね。って書き込んでしまったがナ。
 毎年エイプリル・フールで番組ジャックされているFMを聞きながら書き込んでいます。現実にエイプリル・フールを面と向かってやる人はいないけど、ラヂヲやネットでは花盛りですネ。
 土曜日はD&D3.5eセッションを朝から晩まで。意外にシナリオが進み、レベルがあがってしまい、ちょいと慌て気味のGM=わたくし。コンバートストックがつきかけているので、時間を見てコンバートをしてやらないといけません・・・あうあう。
 日曜日は何故か夜中の三時に目が覚めてから寝付く事ができなくなり、へろへろの状態で神戸へ旅立ちました。一年ぶりのそうさく畑ですよ。
 今年は参加サークルが若干減ったかなと思いながらも、いつもの雰囲気。新幹線で転寝したせいか会場ではあんまり眠りませんでしたよ。本を買った人に渡してくださいというステッカーラリーに参加。かなり面白い企画だと思うので、今後も続けて欲しいなぁ、と。今回は夕方食べた中華料理屋さんで飲んだお茶がおいしくて、無料で出しているヤツだから、きっと業務用で安いに違いないと店員さんに聞いて買ってきました。オーガニック烏龍茶・・・昔『黄金の烏龍茶』というのがありましたが、あんな感じ。しかし紅茶のような風合いがあるのですよ。封を開けてある煎茶を先に飲まなければならないので、実際に飲むのは結構先になりますが、ちょろりと楽しみですネ。
 読み終わった本は以下の通り。

ナイチンゲールの沈黙

ナイチンゲールの沈黙

 謎解き部分は、まぁこんなんかな?って感じでしたが、映画版の『ジェネラル・ルージュの凱旋』を見た後なので、速水さんが堺雅人さん見えて仕方がありませんでした。ぐっちー先生は行灯だけどいい男・・・らしいですよ?
向う端にすわった男 (ハヤカワ文庫JA)

向う端にすわった男 (ハヤカワ文庫JA)

 『探偵はバーにいる』シリーズの短編集。脱力系な感じは相変わらず。人生こんなもんだよね、という風合いがとてもいい感じ。このシリーズは図書館でみつけてポツリポツリと読む方向でいこうと思います。
戦国関東の覇権戦争 (歴史新書y)

戦国関東の覇権戦争 (歴史新書y)

 この新書は玉石混濁なのでアレなのですが、著者の黒田さんは過去に書かれた他の新書が興味深かったので手に取りました。北条氏と上杉謙信の抗争が、関東の支配権の大儀に基づくものであった事が面白かったです。関東制覇目前の北条氏。その時期に東日本を中心に起こった飢饉と関東管領山内上杉氏名跡をついだ長尾景虎=謙信が、関東への介入と飢饉解消の略奪行を行ったのが発端。
 二十数年の抗争の末、関東の大名、国人にとって越後の謙信が頼りにならない事が判明して、北条氏の制覇が決定します。
 しかし、もしもこの二十年という時間が謙信との抗争に費やされなければ、もしかしたら北条氏は西国の京と対立する東国の政権を樹立し、鎌倉時代さながらの東西対立が惹起したのかも知れないと想像すると、何だか楽しいです。北条氏の祖の出身が室町将軍の奉公衆である伊勢氏というのもなかなか・・・まあ言っても仕方ない話ですよよネ。