げ、土砂降り

 なんたること。今日は飲み会なのに〜。予報では降水確率50%とかあったので、多少は降るだろうけど大した事はあるまい、とか思っていました。しかし結構降るよなー。自転車で出かける用事があるのに、チクショウ。
 お昼からは晴れるような事を言っているので、それに賭けたいところです。
 昨日読み終わったもの。

ロシア帝国の膨張と統合―ポスト・ビザンツ空間としてのベッサラビア

ロシア帝国の膨張と統合―ポスト・ビザンツ空間としてのベッサラビア

 今更ながら、というか、ある意味不勉強な分野なので詳しくは知らないのですが、帝政ロシア時代の征服政策ってとても緩やかだったのではないかしらん、と思う時があります。ただそれはロシア本体に経済力、文化的統合力が不足していて、やりたくてもできなーい、というのが実情なので、文化的侵略という大変評判の悪い同化政策はやらずにすんだという・・・何がどうよくなるのか解らないって感じですネ。
 論文の趣旨は現在のモルドヴァ共和国の地域で十八世紀以降、第一次大戦までの歴史の概観、そしてそれが正教系キリスト教内の主導権を巡る中東政策にまで絡むという・・・ほんと、何処で何がつながっているのか解らないですね。
 モルドヴァというところは民族としてはルーマニア系が多いそうですが、歴史的な経緯もあってルーマニアとは一緒になっていません。民族統合がいいのか悪いのか、これも考えさせられる一面。世の中、ケースバイケースですよねー。